気持ちを整えるために、しばらく時間がかかりました。桃太郎ちゃんは鼻からチューブを入れて、流動食をとることになりました。やり方を教えていただいて、開始しましたが、食事の入れ方が速かったり、熱かったりとつらい思いをさせてしまいました。開始して4日目で、時間を4時間おきにすると、少量頻回となり、うまくいくようになりました。よかった点は、家にいると自分で水を飲めること、排便も2日に1度くらいはできていたことです。先生に提案して、2週間薬の中に入っていた抗生物質に耐性ができたので、抗生物質の一つを抜いていただきました。それから、2日後くらに、明け方、チューブ食の後、具合が悪くなったので、救急に電話して行こうと準備していたら、ぐっすり眠っていたので、救急には行かずに、眠らせました。今思うと、尿管に吐いたものが詰まったのではないかと思います。 3日に1度くらい外来で診ていただいていましたが、2回目の受信の時に、桃太郎ちゃんは以前のように大きな丸い目をくりくりさせていました。先生も「おや、目が大きくなったね」と気づかれたほどでした。そして、家でも以前のような元気さを一時取り戻していました。気になったのは、尿が出にくくなったこと、尿の色が赤味がかっていたことでした。毎日、音治療して、直傳霊気を送って、光のワークをしながら、4月が過ぎていきました。5月になり、連休に入った日に、朝、桃太郎ちゃんが私の腕の中に自分で入ってきました。いつも苦しい時は身の置き場所がない感じで暗くて狭い場所で身を休めるような行動をとっていましたが、私の腕に顔をうずめるように苦しんでいました。そして、いつものように、神様に桃太郎ちゃんの回復を祈りました。それが終わった時、桃太郎ちゃんは「あーーーーー」と叫ぶような声を出しました。それが最後だとはわからず、ずーと抱いていましたが、温めようとドライヤーで手足に風を送った時に、ダランとしていて、もう呼吸はありませんでした。あの時、神様は桃太郎ちゃんの苦しみを終わらせてくれたのでしょうか。私がもっと早く救急に連れて行ったら、一命をとりとめたのでしょうか。今も自問自答しています。一番つらかったのは、桃太郎ちゃんが苦しみ始めて、脱水を起こしている時に白金高輪動物病院の菅先生に冷たくあしらわれてことでした。もし、桃太郎ちゃんが寿命だったとしても、今まであふれる愛を私に注いでくれた桃太郎ちゃんにもっとしてあげることができたのではないかと思ってやみません。
5月3日に桃太郎ちゃんは永眠して天使になりました。この2か月というもの、毎日止めどなく突然号泣してしまうので、こうして、いきさつを書くことができませんでした。桃太郎ちゃんはとても我慢強い子なので、私につらい気持ちや痛みを訴えることはしませんでしたので、もっと早く桃ちゃんの体調に気遣っていたら、回復できたと思います。そう考えると、息ができなくなるほど辛くなります。1月は夫が階段から転落して大けがをして、21日も入院していました。お洗濯ものを届けたり、サプリを持っていったりとても忙しくて、2月は私はまれに見るひどい風邪をひいて、咳が止まらない症状になっていました。桃ちゃんの異変に気付いたのは、3月になってからです。報告なので、実名をださせていただきます。白金高輪にある「白金高輪動物病院」という1年前からお世話になっている病院に、桃ちゃんの食が細くなったこと、よく吐くことを主訴に診ていただきに行きました。ここは以前セミナーの生徒さんだった歌手の方から紹介してもらいました。担当したのは若い男性の先生で、菅先生という人です。彼は、桃ちゃんのレントゲンも撮らないで、すぐに「歯周病が顎の骨に浸潤してます。内の病院ではどうすることもできません。」と言われました。お願いして血液検査をしていただきました。血小板数が85.9と明らかに高く、血糖値132やGPT112、ALP850とかなり高値だったにもかかわらす、「何でもないですよ、別に普通の範囲ですから」と質問しているにもかかわらす、自分の意見を強く主張されました。桃ちゃんが吐いているので、せめて水分補給をしたいと訴えましら、不機嫌そうに、じゃあ、「水だけでしたら、皮下注射がありますから、やっておきます。」と言って、その日は終わりました。次の日にまた白金高輪動物病院に行って、受付の看護師さんに「毎日皮下注射に来てもいいですか?」と伺ったら、「いいですよ」と言ってくださいましたので、皮下注射の水分補給をお願いしたら、またあの菅先生が出てきて、「もう来なくていいですよ、なんともないですから」とバッタサリ切られました。私は桃太郎が心配で何とかしたくて、次の日に、ネットで川崎の高度動物医療センターに検査依頼の電話をしました。そうしましら、そこはかかりつけ医の紹介がなくては診察していただけないということで、また菅先生に連絡をするしかありませんでした。電話に出られた菅先生は「そこで診てもらうと、どれだけお金がかかると思うのですか、まあいいでしょう、電話しておきます」と高圧的な態度をとられましたが、手配だけはしてくださいました。翌日、タクシーで桃ちゃんを連れていくと、長く待った後、整形外科の担当の先生が出てきて、最初に「担当医は以前から診ていたのではないそうですね」と念をおされました。どのような話をつけたのか、想像がつきます。結局、私がお願いして、歯のレントゲンと体のレントゲン、胃の超音波検査をしていただきました。採血はどうしても必要と言われて、またしても採血をすることになりました。検査では、歯は問題なく、胃壁が閉塞しているので、ガンの増殖によるものではないかと言われました。手術を勧められましたが、それはお断りして、家に連れてかえりました。そのころには吐き気も頻度が増えて、かなり脱水していたと思います。白金高輪動物病院の菅先生にはもう決して連れて行かないと決心して、プラチナストリートのダクタリ動物病院に連れて行ったときには、担当の先生から「極度の脱水で、今までにあったことがないくらいの状態です。計測不能の脱水数値でした」と言われました。すぐ入院して点滴をしてもらいましたが、危篤が続き、心電図が止まりそうになった時もありました。桃ちゃんは頑張ってくれて、8日目に退院することになりました。鼻から流動食も入れていただけるようにしてもらい、家に帰ってきました。これは桃ちゃんが私を心配して最後の時間を過ごさせてくれたんだと思います。 書けなくなったので、続きはあしたにします。
もうすっかり秋ですね。僕はママが9月にフランスに行っている間に、ひどい捻挫をしたんだ。ママが帰ってきても、お迎えに行くことが出来なかったんだ。ママはハンドパワーをいっぱいくれたよ。それで、ママのクリニックに治療に行くことになったんだ。お散歩はすぐに疲れるし、早くは歩けないけど、ゆっくり歩いて、ママと秋の風を楽しんでいるんだよ。 桃太郎でした。
毎日暑いねー。 最近はお散歩も少し歩くと疲れるから、ママが抱っこしてくれてます。僕ね、赤ちゃんの時からお耳の中に真菌がいたんだ。小さな時に見つかって、犬の医者が僕のお耳掃除の薬をくれたの。耳の中に水みたいなものを流すんだ。僕が命がけで抵抗するから、ママは人間の自然療法で治してくれたんだよ。僕が11歳の誕生を過ぎた頃に、またお耳の菌がいっぱいになってきたんだ。ネコのしろことの同居のストレスや、転居や僕が年をとったから・・・・だから、またママの療法が始まった。クリームつけたり、ホメオパシーしたり、いろいろだよ。暑さにまいっている桃太郎でした。
僕がマラソンを始めてから、1年以上が経って、僕にもお外を見る余裕ってものが出てきたんだ。他の犬さん達ともごあいさつできるし、仲良くできるんだよ。特に、白い犬さんには興味がわくんだ。ところで、僕もとうとうリードというものをつけたんだよ。ママは僕がいきなり飛びだすから危ないって。今ではリードをつけて歩いているんだ。「ママとお手てつないでね」、言われています。それからね、赤いレインコートも買ってもらったの。「赤ずきんちゃん」て言われたよ。何それ?でもね、雨の日もお外を歩けて嬉しい桃太郎です。