
幸せを呼ぶハーブセラピー 著者 大島櫻彩
昔、今のように医療が身近になった時代は、健康であることが幸せでした。
ハーブは聖書に税金のかわりに納めたことが印されているように、価値のあるものとして扱われてきました。

ハーブの扱い方
紹介しているハーブティーはドライハーブの分量となっています。フレッシュハーブで作る場合は、分量を3倍とします。ドライハーブは季節を問わず手に入ります。また育ちにくいハーブなども手に入ります。
ドライといっても長く置いておいたり、保存が悪かったりすると劣化してきますので、フレッシュと同様に早く使い切るようにしてください。ドライハーブは密封できるビンに入れて冷暗所で保存するようにしてください。
ハーブの計り方
通常は人差し指、中指、薬指の3本でつまみます。これは約2g前後で女性の手でしたらほぼ同じような分量となります。軽量する場合には以下の分量となります。
小さじ1 細かなドライハーブ:2g
ドライフラワー:1.5g
ドライフルーツ:3g
ハーブ活用の注意点
紹介するハーブティーは軽い症状を対象としていて、皆様が手に入りやすいハーブを使ってセルフケアをしていただくために考えました。どのようなハーブや自然素材でもその素材にアレルギー反応を持つ人はいます。過去にアレルギーが起こった方、何らかの素材にアレルギーのある方は注意してください。また、お子さん、高齢の方、虚弱な方は半分の量くらいにしてご使用ください。多く摂取しても効果があがるというのではありません。重篤な病気や疾患のある方は医師に相談してからのみましょう。
ハーブティーを飲み始めると体内に蓄積された毒素を排出しようとするので一時的にふきでものがでたり、お腹がくだったり、汗をかいたりします。これはヒーリングクライシス(好転反応)と呼ばれているものです。より良い体内状況をつくるために体が方向性を変えていると考ええください。1週間経ても回復されない方は医師に相談するか、私のところへご訪問してください。
体調を整えたい方、体調を回復されたい方は特に農薬のないハーブを選んでください。
ハーブティーの入れ方
ハーブティーは必ず熱湯(100度c)で入れます。水道水を使用する場合、やかんの蓋を開いて5分間換気扇を回しながら湯気を出します。トリハロメタンなど有害物質が出て、水に入り込んだ細菌類も死滅します。
ハーブに熱湯を注ぎましたら、3〜5分間そのままむらしてからカップに注ぎます。長くむらしたり、そのままお湯につけっぱなしすると、タンニン(成分)がでて味がおちてきます。ハーブティーのよいところは香りを楽しんだり、おいしく飲めるところにあります。不調を和らげながらお茶も楽しめるという点が嬉しいところです。
ハーブティーは夜8時までに飲みましょう。8時を過ぎると腎臓が休む時間となります。夜たくさん飲むと次の朝むくむことがあります。
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