セブン・センス【4】 バリの祭り
バリは敬虔なヒンドゥー教徒が伝統的な生活様式を守っています。
インドのヒンドゥー教とはまた違うそうです。
毎日家の周りや重要な場所に、小さなカゴに入れた花、菓子、お香などのお供えをします。
何カ所もあるために、その家のお嫁さんは大変忙しくしています。
食事は朝のうちに家族全員の1日分を作り、ハエよけの網をかけて台所に置いておきます。
ごはんと何種類かの副菜です。
家族は自分の食べたい時間にやってきて、思い思いの場所にお皿を持って座り食べています。
家の外だったり、腰かけられる場所だったりします。
家は塀で囲われて、台所、寝室、家族の寺院などが独立して建てられています。
壁はなく、すだれのようなすずしいものがかかっています。
バリは1年を4つに分けます。
その1つに神様のシーズンがあります。
そのシーズンでは寺院でお祭りがあります。
厳格なヒンドゥー教のために、信者でないと、寺院には入ることはできません。
家々の戸口には神の印である黄色の布でできた傘のような聖具をだしています。
お寺にも同じ聖具が掲げられています。
地図を広げて、思いのまま行きたい場所に行ってみました。
行ってみましたら、そこは一年中くだものが産出される豊かな山で、頂上には美しい湖がありました。
湖のほとりには女神様がお祭りされていて、また寺院もありました。
人がいない静寂な湖面には自分の姿を映した女神さまがたたずんでいるような感じがありました。
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