新連載 セブン・センス
見えない世界やエネルギー場についての連載を開始することにしました。
第六感はシックス・センスですが、さらに上の感性という意味を込めて第七感(セブン・センス)とします。
よろしくお願いします。
第一回 セドナ
昨年の9月にアリゾナ州セドナに行く機会がありました。
最初の予定だと、フランスのルルドに行こうとしていましたが、飛行機がとれずに、代替案としてセドナを勧められました。
こうして招かれたという形になるのか、セドナに行くことになりました。
フェニックス空港から車で2時間半走ると、山をひとつ越えた谷間に広がるオアシスのような場所がセドナです。
周囲は乾燥した地帯で植物もサボテンが目立つ地域に、こつ然と緑のオアシスが広がったような感じです。
緑の谷間は赤い岩山に囲まれていて、その岩山は朝日や夕日に照らされた時にグラデーションがかかった赤い岩肌になります。
静けさと澄んだ空気はいっそう岩肌の美しさをきわだたせていました。
セドナにはボルテックスと呼ばれるエネルギー場が7箇所あり、それはセドナの周囲を囲むように連なる山中にあります。
山は鉄を含んだ鉱石でできているために赤く見えます。
近くに行くとキラキラしています。鉱石の中にクリスタルが入っているクリスタル山でした。
ある地点に行くと、宇宙とのつながりを感じる場所があります。
そのような所がネイティブ・インディアンの人々のリチュアルをする場だったりします。
その中のひとつにリチュアルをする洞窟があり、身を清めて入れていただきました。
リ・ボーン(生まれかわり)と呼ばれるその洞窟に入ると、ピンク色の鉱石と洞窟の形が子宮のような印象を受けました。
遠く、セドナの山々と街が見えて、静けさの中、風の音だけが聞こえました。
とても神秘的な体験でした。
この場所は公開していませんので、観光で行くことは難しいかも知れません。
セドナの風はとても澄んでいて、遠く宇宙まで吸い込まれていくような感じがします。
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