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セブン・センス【30】 報徳二宮神社

報徳二宮神社

 二宮金次郎(尊徳)氏が祀られた神社です。
 小学校の校庭の脇に少年が薪を背負って本を読んでいる銅像が二宮金次郎です。
 どんな人物がよくわからず、卒業した方も多いと思いますからここで思い出していただきたいと掲載しました。

 1787年に現在の小田原市に誕生しました。幼少の頃、父が頼まれてはお金をあげたり、人を助けたりしたことで、大きな農家だった家は傾き、それに加えて大災害で田畑は荒野と化してしまいました。金次郎が4歳の時です。

 復興するために借金をして、苦難の末、5年が経ちやっと農地が復旧した時には、父は重なる無理で病気になり、死亡してしまいます。
 長男だった金次郎は11歳でしたが、家長のかわりとして、人に甘えることがなく、子供ながらに藁草履(わらぞうり)を作り、村の人々に共同作業のかわりに進呈し、山で薪をひろい、町までの遠い道のりを歩いて売りに行き、時間がもったいないと、本を読みながら山を下っていきました。
 その姿が小学校の銅像になっています。

 この少年は生涯で数々の大事業と立て直し、復興を成し遂げました。
 生家を復興、服部家の財政立て直し、桜町領の復興事業、原野と化した青木村の復活、烏山藩の飢饉を救う、下館藩の仁政、相馬藩の復興、幕臣へ、日光神領開発。これらの事業のひとつでも一生かかっても終わらない大事業を成功させました。

 金次郎が重視したのは、仁、義、礼、智、信の5つの徳です。儒教の考え方ですが、これらの5つの徳を守る人であれば、お金を貸すというものです。
 尊徳自身これらの徳の見本のような人でした。
 これらの徳を身に着けると、小石のような人でも金にかわるという考えです。

報徳二宮神社

 現代の人にも通じるものがあると思います。

報徳二宮神社

 大事業を行っている頃。

報徳二宮神社

 質素な外観は尊徳を表しています。

報徳二宮神社

 回廊と庭園


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