5月 森林浴アロマで元気をチャージ
風薫る五月、この季節に山に行くと、広葉樹や針葉樹の芽吹きで山が黄緑色、淡い緑、濃い緑など緑のグラデーションがかかっています。
緑がこんなに種類が多いのに驚きます。
フィトンチッドの空気をいっぱい吸い込んで元気をチャージしましょう。
森林浴アロマ
5月、森の中や木々の中に行くとむせるような自然の香りがします。
それは森の中にある植物からフィトンチッドと呼ばれる成分が拡散していて、心地よい森の香りとなっています。
この香りは自律神経のバランスをとり、神経をリラックスさせたり、血圧を下げる効果や不安を軽くするような効果もあります。
森の香りはいろいろな木々が混ざっていて、その中にはコケや花々の香りもあり複雑で濃い香りになっています。
私たちがよく記憶する木の香りはヒノキの香りです。
日本人であれば、ラベンダーよりもヒノキの方がなじみ深いですね。
ヒノキの香りはお風呂をイメージして体が自然とリラックスしてきます。
ヒバやスギも香りの強い木材なので、その独特の香りに心地よさを感じます。
山に行くことができるならば、そこで思い切り香りのチャージができますが、多忙でなかなか行くチャンスがない場合はお部屋の中で森林浴をしてみましょう。
環境DVDやせせらぎの音をかけながらゆったりと森林の香りに浸りましょう。
もうそこは深い森の中です。目を閉じましょう。
あなたは古い倒れた木を枕にして、横たわり、深く呼吸をします。森の中を5月の風が流れます。
その風に頬をなぜられ、せせらぎと鳥に声だけが耳に入ってきます。
バルサムモミとローズウッドを使ってみます。
もちろん好きな木の香りがあればそれを香らせてみます。
モミはクリスマスの飾りつけをする木で知られていますが、バルサムモミはさらにその針葉樹の香りが強いので、アロマセラピーにはよい素材です。
それにローズウッドを足してみましょう。
神経をなだめると同時に神経を強化します。
ローズウッドはお肌にもよく使われますが、バラの香りにたとえられるような華やかさも持っています。
そのため香木としての働きもすばらしいアロマオイルです。
バルサムモミとローズウッドの森林浴
今日はゆっくりしようと決めたお休みの日、お部屋の中を森林の香りで満たします。
アロマポットにバルサムモミ5滴とローズウッド3滴をたらします。
環境DVDをかけたり、せせらぎの音を流したりします。
音を研究している研究者によりますと、都会には30キロヘルツの音は聞こえないそうです。
30キロヘルツの音を聞くと身体によい効果をもたらしますが、この音はせせらぎや鳥の声にある音です。
森林浴でリラックスして元気をチャージしながら、森の音を聞いて日頃の疲れを癒しましょう。
目を閉じるともうそこは深い森の中です。
木が私たち人間に与えてくれるものは、木材としての用途ばかりでなく、その加工品葉や花、そして香りまでもがプレゼントです。
自然の恵みに感謝してゆっくり眠りにつきましょう。
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