6月 ローズの香り
「バラは肌と魂によい」という古いことわざには真実が込められています。
伝統的にバラの香りは怒りや悲しみといった感情を鎮めると言われています。
また、婦人科の病気や炎症系の病気にも補助として有効です。
6月は季節もよく、戸外にも出やすくなります。
かぐわしいバラの香りはひとときの幸せを感じることができます。
バラ
バラや香油による癒しの伝統を最も継承して、今なお儀式として残しているのは東方正教会(ギリシャ正教、ロシア正教、ブルガリア正教、セルビア正教、日本正教などが含まれています)です。
教会の中にはバラ水を振りまく装置が取り付けられているところがあります。
なぜかという合理的な説明はないのですが、私見として考えてみると、教会という場所が情緒的な問題と深く関わってきたからではないかと思います。
バラジャム
ガリカ種のローズの花びらを砂糖で煮込んでバラのジャムを作ります。
これを紅茶にいれて味わったり、冷たいお水に少し入れてバラ水を作り、疲れた夜などに飲んでゆっくりしてみましょう。
深い呼吸ができるかも知れません。
バラ・ティー
ガリカ種のバラは抗アレルギー作用もあります。
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