12月 豊かさと分かち合い
静かな夜に
12月は豊かさと分かち合いの月ではないかと感じます。
世界で農業が主体だった時代、秋の収穫が終わり倉庫にはたくさんの実りの作物が貯蔵されていました。
そして、クリスマスには家族で友人仲間で、そして社会の多くの人々の間で贈り物がされていました。
街は一年で一番の活気に満ちて、人々の笑顔に幸せを感じる月です。
日本でもクリスマスはなかったにしろ、産業界と農業・商業界がお歳暮という形で豊かさを分かち合い、感謝の気持ちを表す習慣を生み出しています。
最近では24日を家で家族と一緒に過ごす人が増えて、この時こそ家庭のぬくもりを感じることでしょう。
シナモンの香り
いつも12月になるとシナモンの香りを思い出します。
冬になるとりんごをやわらかく煮てシナモンを入れた即席ジャムがおいしく感じられます。
焼きりんごはりんごの芯をくりぬき、そこにバターとグラニュー糖、シナモンを入れてオーブンで焼きます。
甘いりんごと焦げるグラニュー、それからシナモンの香りが混ざって、冬のごちそうです。
シナモンは亜熱帯地方を原産とするスパイスで抗菌・抗ウィルス作用があり、体を温める以外にも風邪の予防もします。
インドネシアではシナモンがたくさん採れるようで、シナモンで作ったキャンドルやお皿などの工芸品もありました。
シナモンとオレンジを香らせる即席キャンドル
温かな明かりがほっとする季節です。
シナモンとオレンジを香らせるキャンドルを試してみましょう。
シナモンとオレンジは相性がよいので一緒に香らせてみます。
太く白いキャンドル
シナモンエッセンス
オレンジエッセンス
を用意します。
白いキャンドルに火をともします。
周りのロウが溶け出してきます。
そこに、シナモン 2滴 オレンジ 2滴 をたらして熱くなったロウで香らせます。
ロウが溶けて香りがなくなってきたら、再びエッセンスを入れます。
こうして、何気ない白いロウソクが香りのロウソクになります。
赤いロウソクは情熱を伝えます。
グリーンのロウソクは豊かさを、白いロウソクはピュアな願いを伝えるツールです。
決まった時間に15分間、ロウソクの火に集中して思いを込めます。
ロウソクがなくなるまで行うといいでしょう。
そして素敵なクリスマスをお迎えください。
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