8月 オレンジフラワーの香り
ミカン科 ミカン属
オレンジフラワーはネロリという精油になります。
葉からも精油が作られ、その実からも精油がつくられる貴重な植物です。
今では幅広い地域に見ることができますが、原産地はインド・ヒマラヤ地域ではないかと言われています。
葉は大きくツルツルして、花は白く小さな五枚花白く小さなオレンジフラワーの花は夏に入る少し前に咲きます。
常緑の高木で、オレンジ類の実もすでについています。
そのため、オレンジフラワーと実が一緒に写真に写ることができました。
そのかぐわしい香は、神経系のたかぶりを落ち着かせ、不安やストレスをやわらげる働きがあります。
また、明るい気持ちにさせてくれます。
美容にも効果があり、ネロリ精油は老化防止や肌にハリと潤いをもたらします。
NEROLIという命名は、17世紀にイタリヤネローラ后妃がオレンジフラワーの精油を愛用していたことから由来します。
日本では実を橙(ダイダイ)と言います。
葉が常緑のことや、橙という名前が、代々という言葉と相まって、縁起のよい植物とされています。
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