6月 雨の季節を明るい気持ちで
日本は四季があるので、変化を楽しめて嬉しいのですが、雨が続くとアレルギー系の疾患のある方は下降気味に、そうでなくてもウツウツとした気持ちになりがちです。
そんな時にアロマで乗り切りましょう。
気持ちイキイキ
雨の日が好きな人も苦手な人もいます。
何か疾患を持っていますと、気圧の関係で痛みを感じたり悪化したりしますので、雨の日が苦手になるのかもしれません。
もし、雨の日が好きでしたら、おそらく健康で叙情豊かな方なのだと思います。
雨の日に感じるのは、まわりの植物が雨に濡れていっそう色彩が美しくなることです。
傘からは視界がせばめられてしまいますが、ふっとアジサイの鮮やかな青が目に入ってきますと、この季節もいいものだと感じます。
アジサイの色はその根のある土壌のミネラル成分で色が決まるそうです。
赤の強いアジサイや青の強いアジサイなど色彩がいろいろです。
白のアジサイもありこれも美しいです。
雨には豪雨もありますが、やさしい雨もあります。
水溜りにポタとしずくが落ちてそれが輪になって波紋してようすは、雨のやさしさを感じますね。
5月にバラが咲く頃、ジャスミンの花も満開になります。
ジャスミンは白い小さな花びらをたくさんつけて、その濃厚な香りに圧倒されます。
つたが伸びて繁殖も旺盛です。
ジャスミンはその香りのよさからジャスミンティーとしても親しまれています。
6月に入るとジャスミンの花も花期の盛りを過ぎていますので、ジャスミンティーやジャスミンのアブソリュートで楽しむのもいいでしょう。
すると、ウツウツとしている気持ちも晴れやかになってきます。
窓辺に流れる雨を眺めながら、ゆっくりとジャスミンティーをいただきます。
ジャスミンの香りで心に輝きを
ジャスミンは花の香りの中でも濃厚な香りの部類になると思います。
そのためインドでは花嫁の体にこの香りをつけたりするそうです。
高価な精油なのでたっぷりと使うというのは厳しいかもしれませんが、化学薬品で抽出したアブソリュートという種類の精油でしたら、安価で気軽に心おきなく使うこともできます。
直接体につけるより、間接的に香りを楽しんだ方がよいでしょう。
ジャスミンティーを口元に持っていく時、顔いっぱいに香りが広がりその香りを楽しめますが、ジャスミンの匂い袋も作って楽しんでみましょう。
ジャスミン精油 数滴
コットン 少し
小さな袋、できれば二重にしてこれらを用意します。
コットンを堅く丸めます。
そこにジャスミン精油を数滴たらして、コットンで包むようにします。
それを用意した小さな袋に入れてバックの中やポケットの中にしのばせます。
バックを開けた時、ジャスミンの香りがひろがって、心に輝きが増したような気持ちになります。
誰でもウツウツとする時はありますよね。
それが、何気なく聞いた音楽や目にした絵画、手にとった野の花などちょっとしたきっかけで解消する事があります。
香りは脳の歴史の一番深い部分まで即座に到達するので、気分を変化させやすい材料だと思います。
雨に関連したネガティブな想いをよい想いへと変化することができたら嬉しいですね。
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